シャケは見るより食った方が好きです

20120529
台東区上野公園採集

現場の帰り 展覧会を見に行く
高橋由一展であるが、自分は しょっちゅうそういうのを見にいくタイプではないのだけど今回は見たかった。
何を見たかったかと言うと、有名なシャケではない。

山形県の人間なら知ってる人も多いけど
郷土史の資料で必ず高橋由一の絵は出てくるのである。
明治の山形県の郷土史では外せない三島通庸という県令が彼に自分が進めた土木 建築 の偉業！の絵を彼に依頼したのである。
明治の栗子トンネルの絵や山形市の官庁街描いた絵は山形県人はどこかで見てると思う。

その感想だが、良かった！
上記の絵も良かったけどその他にも沢山のスケッチがあってどれも興味深く見たのだけど
特に 磐根新道と書いていたが今の国道47号の風景、、、
幼少の頃より見ている道。
明治のスケッチでも場所が何となくわかる 特定できることにワクワクした。
よく考えれば、田舎なのであまり変わっていないということなんだろうけど、卑屈にならずに考えれば、三島の先見性も感じることが出来る。

高橋由一の芸術性を云々という感想を本当は書かないと失礼にあたるのかもしれないけど、一つの見方として御理解いただきたいと思います。

当然 シャケも良かったよ。