忘れえぬ街 再訪

20230903

栃木県日光市足尾採集

続けて、古い鉄橋を観に行く。

目指すは、足尾 古河橋。

足尾銅山で有名な足尾だ。

さて、朝早く東武浅草駅から電車に乗る。

先端ホーム、なかなか怖い。自分、1990年代（もう詳しくはわからなくなった）足尾に、友人の車で行っている。
その時の衝撃的な風景は忘れられなかった。

もう30年近く昔ではないかと。

あの時は、アメリカの荒野を起想させるような禿山に、鉱毒問題の根深さを感じずにいられなかったのを覚えてる。

今どうなっているのか、、、、

のんきに”わ鐡”（わたらせ渓谷鉄道）

の

トロッコわっしー号で渓谷の風景を観ながら奥地へまあ、普通ならば、足尾の中心、通洞駅で降りて、銅山観光をするのが本当なのだろうけどもうちょい奥を目指し終点間藤駅へ、そこから歩いて足尾本山地区を目指す。途中、昔思い出のある踏切を見つけた。

今、鉄道は間藤駅で終わってるが、昔は今行こうとしている足尾本山駅まで伸びていた。

その廃線跡の踏切だ。

まずは昔の写真で、今はこんな感じで、緑が濃く、なかなか奥の小学校の建物が見えにくい。少し歩くと目標のふる橋が見えてくる。明治23年架橋。かなり朽ちている。

落橋しない程度にメンテナンスして欲しいところ

自分が前来た時綺麗だったのでそれから塗装もしてないのかな

以前の写真。銘板もはっきり見える

道路際に、昔の写真が解説付きでところどころあり興味深い。この写真の奥のトラス橋は今はガーター橋に置き換わっており、手前の橋が古川橋だ。

この足尾本山地区、昔の航空写真と比べるとこんな感じ

わかりにくいところありますが3連のタンク跡を見ると場所を特定しやすいその先に大煙突が見えるもうその辺はあまり集落跡ということで今は人家が少ないのだけど

異様な感じでレンガ（ここのはカラミレンガと言って精錬の時に出る廃棄物を利用して作ったもので質感が違う）で防火壁が並ぶ

また、消火栓の多いこと、、

これは火事の対策を大事に大事に考えていたからに他ならない。以前は車でもう少し奥に行ったが、もっと荒野感は強かった。

緑化、大変努力されたのをリスペクトしたい。

備忘録がわり、昔の写真アップしておきます。

ご気分悪くなるものもあるかともいますが、

バカだとお許しください